Hondaは、3月20日から開催された大阪モーターサイクルショーに於いて、モーターサイクルを使った楽しいレジャーの世界を提案として、独特のフォルムと機能が特徴の新たなコンセプトモデル「BULLDOG」を世界初公開した。
特徴は、頼りがいがある逞しさの中にも愛嬌を感じさせる独自のスタイルで、ライダーのみならず、普段モーターサイクルに乗らない人も思わず笑顔になるような魅力をもったものを狙った独特の造形とされている。
開発のテーマは、「愛すべき旅の相棒」として、これまでのレジャーモデルの枠を超えた自由な発想によって、アウトドアライフで楽しく活躍するイメージを具現化。15インチサイズのワイドタイヤと低重心フォルム、730mmの低いシート高で、良好な足着き性を実現している。
エンジンは、力強く扱いやすい出力特性で、市街地から郊外までの幅広いシチュエーションで軽快な走りを楽しめる設定とされた水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒400ccを搭載。
さらに、キャンプツーリングなどに対応したキャリアを採用や、燃料タンクの横には小物が収納できるスペースを装備。それらは、個性的なスタイリングのアクセントともされている。
デザイン、車体サイズ、エンジンと開初に携わった若手女性デザイナーが自らのバイクライフを通じて、外観のみならず機能まで徹底的にこだわったモデルでもある。Hondaのこうした新たな試みはとても好感がもてる。
BULLDOGは、遊び心を満載した新しい感覚のコンセプトモデルとして、3月27日(金)から29日(日)まで東京ビッグサイトで開催される「第42回 東京モーターサイクルショー」にも出展される。
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