ヤマハ発動機株式会社は、デザインフィロソフィー「Refined Dynamism」に基づくコンセプトモデル第3弾として、フロント二輪のリーニングマルチホイール(LMW) 「TRICITY」をベース にしたデザインコンセプトモデル「03GEN-f」および「03GEN-x」の 2 モデルを製作。このうち 「03GEN-f」を 3 月 23 日からタイ・バンコクで開催されている「第 36 回バンコク国際モーターショー」に 参考出品する。
「03GEN-f」は“フューチャーレーシング”をテーマに LMW 構造を際立たせた未来感とヤマハレーシ ングイメージを視覚的に表現。一方、「03GEN-x」は“クロス”をテーマに、三輪むき出しの先 進的な骨格と、未舗装路時代を彷彿とさせる伝統的なオフロードテイストを掛け合わせたデザインとしている。
いずれも同じ「TRICITY」をベースにしながら、CMF(色・素材・加工)を含むデザイン提案により、全くテイストの異なるモデルに仕上げることで、デザインの可能性を示したもの。
創立以来、一貫して“デザイン”を製品づくりの重要な柱として位置づけているヤマハは 2013 年、 「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」をデザインフィロソフィーとして掲げ、ヤマハらしさを具現化 する製品の開発に取り組んでいる。このフィロソフィーに基づき、2014 年 10 月にはデザインコンセプトモデル第1弾の「01GEN(フロント二輪の大型クロスオーバーモーターサイクル)」を、翌 11 月には 第2弾「02GEN(電動アシスト車いす)」を発表しており、今回の「03GEN」は第3弾となる。ヤマハは今後もデザインコンセプト「GEN」を様々な機会に出展・提案してゆくとのこと。
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