WebMagazineTRACTIONSでは、全日本ロードレースを取材中。毎年全日本ロードレースJSB1000、鈴鹿8時間耐久ロードレースで、トッププライベートチームとして善戦を続けるHonda Dream RT SAKURAI HONDAの協力を得て、同チーム(サクライホンダ)にフィーチャー、熱烈応援します。
4メーカーテスト/タイヤメーカーテストから1週間後、すっかり真夏のような強い日差しの下、46チームが参加する鈴鹿サーキット主催のテストセッションが開催された。
この週の鈴鹿は8耐開催時期を思わせる気候となり気温 路面温度も高く本番さながらのテストセッションとなった。
今回のテストには 目下JSB1000ランキング3番手の伊藤和輝、鈴鹿を地元とする日浦大治朗の2名が参加。2台の8耐仕様に仕上げられたCBR1000RR-Rが持ち込まれた。
鈴鹿マイスターの日浦
テスト1日目の午前中に早くも気温が38°C 路面温度も53°Cを越える状況となり本番の趣味レーションには最適の環境
この日の走行時間は45分が2本 75分が1本 その後 70分のナイトセッションが組まれた。
伊藤 日浦ともセッション毎に安定したペースでラップを重ね各ワークスチーム サテライトチームに次ぐタイムを刻み、
夕刻に迫る75分のセッションでは2分7秒台のタイムをマーク快調にテストを消化し、
さらにナイトセッションでは実戦モードでのライダー交代のピットワークも組み入れての走行も行われた。
ナイトセッションを走る伊藤
テスト2日目も前日同様の暑くタフなコンディション。午前80分 午後90分のロングランが可能なセッションが組まれ、伊藤、日浦の2名のライダーは安定したペースでテストを消化、1ヶ月先の本番にむけて順調な調整を行なっていた。
桜井ホンダで3回目の8耐に備える伊藤