モンキー125に搭載する新エンジンは、ロングストローク化(内径×工程 52.4×57.9 → 50.0×63.1)を図り圧縮比を高める(9.3 → 10.0)など、力強い走りを実現しながら最新の排出ガス規制※1に適合しています。また、前モデルの4速トランスミッションから5速トランスミッションに変更するなど、市街地走行からショートツーリングまでさまざまなシチュエーションで、レジャーバイクとしての操る楽しさが追求されています。足まわりには、フロントブレーキのロックを抑制し制動時の安心感に寄与する1チャンネルABSが標準装備されました(前モデルはABS装備無・有の2タイプがありました)。また、車両重量は3kg減っています(ABS装備車比較)。
カラーバリエーションは、ホンダ・ジェットのカラーリングを思わせる前モデルから全面的に変更され、情熱的で鮮やかな「パールネビュラレッド」と、爽やかな印象の「パールグリッターリングブルー」、精悍で落ち着いた印象の「パールシャイニングブラック」の全3色となり、それぞれ遊び心を感じさせるツートーンカラーの塗り分けもデザイン変更されています。快適性を高める別売りの純正アクセサリーには、「グリップヒーター」※2が設定されています。
モンキー125は、初代国内市販モデルの「モンキーZ50M」より、連綿と引き継がれている「シンプル」「コンパクト」「愛らしさ」などの不変的な魅力を踏襲しつつ、楽しさをスケールアップ。剛性感のある倒立フロントフォークやクッション性に優れたシートを採用するなど、快適な乗り心地としなやかさを兼ね備えた操作感と、環境性能に優れ、力強い出力特性の空冷単気筒エンジンにより、幅広い層のユーザーに好評を得ているモデルです。
- ※1平成32年(令和2年)排出ガス規制
- ※2メーカー希望小売価格(消費税10%込み)20,900円(消費税抜き本体価格 19,000円)
| ■ホンダモンキー125 主要諸元 | ||
| 車名・型式 | ホンダ・8BJ-JB03 | |
| 全長×全幅×全高(mm) | 1,710×755×1,030 | |
| 軸距(mm) | 1,145 | |
| 最低地上高(mm) | 175 | |
| シート高(mm) | 776 | |
| 車両重量(kg) | 104 | |
| 乗車定員(人) | 1 | |
| 最小回転半径(m) | 1.9 | |
| エンジン型式・エンジン種類 | JB03E・空冷 4 ストローク OHC 単気筒 | |
| 総排気量(cm3) | 123 | |
| 内径×行程(mm) | 50.0×63.1 | |
| 圧縮比 | 10 | |
| 最高出力(kW[PS]/rpm) | 6.9[9.4]/6,750 | |
| 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 11[1.1]/5,500 | |
| 燃料消費率(km/L) | 国土交通省届出値:定地燃費値(km/h) | 70.5(60)<1名乗車時> |
| WMTCモード値(クラス) | 70.0(クラス1)<1名乗車時> | |
| 燃料供給装置形式 | 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
| 潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
| 燃料タンク容量(L) | 5.6 | |
| クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 | |
| 変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
| 変速比 | 1速 | 2.846 |
| 2速 | 1.777 | |
| 3速 | 1.315 | |
| 4速 | 1.034 | |
| 5速 | 0.843 | |
| 減速比(1次/2次) | 3.040/2.642 | |
| キャスター角(度)/トレール量(mm) | 25°00´/82 | |
| タイヤ | 前 | 120/80-12 65J |
| 後 | 130/80-12 69J | |
| ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク(ABS) |
| 後 | 油圧式ディスク | |
| 懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
| 後 | スイングアーム式 | |
| フレーム形式 | バックボーン | |
| 車体色 | パールネビュラレッド | |
| パールグリッターリングブルー | ||
| パールシャイニングブラック | ||
| メーカー希望小売価格(消費税込み) | 440,000円 | |



