クロスカブがやって来た

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大胆にレッグシールドを廃し軽快感をました新型クロスカブ。僕は散々悩んだ末、初代の黄色を卒業してカムフラージュグリーンを選択した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなりの余談だが、僕には、カブは特別なバイクなのである。

1960年代の終わり頃、14歳の夏、友人がやっていたモトクロスを見に行って、

河原のコースで人生初めて乗らせてもらったバイクが、カブだった。

オフロード走行用にレッグシールドは取り外されノビータイヤを履いて、トーハツランペットCA2と同じようなブルーに塗られていた。

なんと、当時のレーサーでは常套手段だったエンジンのピックアップ向上を狙ってフライホーイールマグネトーを取り外したバッテリー点火にされていた

左足でギヤを入れて、右手首をひねるとその小さなバイクは走り出した。

ちょっとしたジャンプで転倒するまで夢中で乗ったことを覚えている。

その日から、しばらくの間、週末は八王子の某所にあったモトクロスコース?に通うことになる。

僕専用?にしてもらったカブのため、高価な12Vのバッテリーが買えない僕は中古の6Vのバッテリーを2個直列にしてバッテリーが上がるまで乗っていた(笑)

 

それからも、カブに乗る機会は沢山あったが、オフロードで始まった原体験からか、ハンターカブこそが僕欲しいカブだったのだが、オン、オフ問わずハイパフォーマンスなバイク達に夢中で、入手をためらったままだった。さらには、プレスフレームのグニャグニャ感があまり好きになれなかったのもあった。

 

時が流れたある日、110ccのエンジンを積んだカブが登場する。試乗会で都内を走って、即座に欲しくなった。グニャグニャしない立派なバイクだったからだ。しばらくは、カブ110は日常の足になった。

偶然にも新世代のカブに魅せられた先輩がカブの吸排気系パーツを作るというので、開発?のお手伝いもした。

 

その後、初代クロスカブが誕生。釣りも趣味にしていた僕は、幸運にもフィッシング仕様のカブの作る機会を与えられた。奇しくも、東京モーターサイクルショーと同日に横浜のフィッシングショーに展示された釣り仕様のクロスカブは多くの釣りファン、カブファンに注目された。

 

黄色いクロスカブは、僕の心をガッチリと掴み、随分、一緒に走り回った。だが次第に、日常の中で空気のような存在になっていった。無くてはならないのだが、つい、当たり前に接してしまいがちになってしまい、あって当たり前だが、大切にしない存在になった(反省)

 

そして、この2代目のクロスカブが登場した。まず、レッグシールド無しに創られたデザインが気に入った。次に、車体色。カムフラージュグリーンに惹かれた。

最も大きな進化は、110ccのエンジンの熟成度の高さである。先代と同じエンジンとは思えないほどスムーズでジェントル。振動は少なく、何よりシフトタッチの良さが光る。極々、些細なことなのだが、2代続けて乗るということはこう言った進化がとても嬉しい。

初代がほぼオーストリアの郵便配達用でとてもポジションが大きかったのに比べると、わずかにコンパクトになってしまったことが唯一残念ではあるが、それでも、又しても欲しくなってしまった。

 

初代をどうしようかと悩んだ挙句、初代の行き先が決まったので、

行きつけのバイク屋さんに注文。車体色はためらわずにカムフラージュグリーンをお願いした。ただ、先日、北海道のカフェカブミーティングの際に自然に中で見た、パールシャイニングイエローの色気にも惹かれている。

 

ようやく、届いた2代目だが、しばらくは乗れず。ある初夏の一日、素敵なモデルさんに乗っていただき、この画像を撮影することが出来た。

 

その際に、ちょい乗りだが走らせてみた。2代目の進化をしっかりと確認。しっとりとスムーズに回り込むエンジンと、クラッチ、ミッションともこの110ccエンジンはまさしく熟成域に達している。

 

実は、この直後から、このクロスカブは僕の手元にはない。初代もそうしたように、アルミリムを履かせるために、又しても件のバイク屋さんに預かっていただいている。小さな排気量のバイクには、バネ下重量の軽減は操安、ブレーキング性能、燃費の向上に凄く効く。

 

出来上がり次第に、仲間とツーリングに行きたい。他にも、あれもこれも、やりたいことだらけ。クロスカブと僕の付き合いは当分続きそうなのである。

 

モリ ヒサシ

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レッグシールドがないスタイルは極めてスリム。このプロポーションが欲しかったのだ。そして2人乗りが可能に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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進化、熟成が進んだ110ccのエンジン。オイルフィルターが交換式となったほか、シフトフィールも大幅に改善された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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タフネス性と低フリクション性が向上したシンダー、ピストンを新採用。キャタライザーも2段となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヘッドライトがLEDになり小型化された。コンパクトでスリムな印象が強調される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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初代からそのまま受け継がれたメーター周り。専用のロゴも踏襲された。

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メーターパネルにはアウトドアテイストを演出したカモフラージュ柄を採用。

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初代のオーストラリアンポステージバイクからハンドル幅がちょっとコンパクトになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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シートもシンプルだが長時間のライディングにも耐えられる十分な厚さはそのまま。

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タンデムステップが新設された分、この大型のヒートガードもさらに役立ちそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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足まわりには、ブラックカラーのホイールとセミブロックのタイヤを新採用。タフなイメージとなった。

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