灼熱の鈴鹿8時間耐久ロードレースから3週間、全日本ロードレースの後半戦が始まった。
シリーズ第4戦の舞台は今年2度目の開催となるモビリティリゾートもてぎ。8月23日、24日の2レースが開催された。
Honda Dream RT SAKURAI HONDAでJSB1000にフル参戦する#9伊藤和輝は、
8耐仕様からJSB仕様に戻されたマシンを駆ってフリー走行からいつも以上に積極的に走り込んだ。
8月22日レースに先立って行われた合同走行では午前は10番手 午後は8番手のタイムをマークする。
予選、レース1が行われる8月23日も快晴が続き、気温は35度を超え路面温度も60度に迫る。
予選では前日よりタイムを上げ1’49.451を記録9番手のグリッドを獲得した。
決勝RACE-1は午後2時と最も暑い時間帯での15ラップのスプリントレース。
スタート手堅くこなした伊藤はセカンドグループでレースを消化。
その後はポジションアップが図れず7位でゴール。
8月24日も快晴 朝のウォームアップ走行でRACE-1でのベストタイムと同様の1’50秒台。
決勝RACE-2もグリッドは9番で3列目のイン側からスタート。
1コーナーを7番手でクリアして序盤からこのレースでもセカンドグループでレースを展開する。
20ラップの長丁場のレース終盤、縦一列のレース展開となる中、伊藤が奮闘。
最終ラップに6番手に迫りコース終盤でポジションアップして入賞圏内に滑り込む。
そのままチェッカーへと向かうが、ライバルが最終コーナーにインにマシンをねじ込み、
立ち上がりでアウトに追いやられてしまう。ストレートでの加速が得られず、惜しくも7位となった。
しかし、十分に上位入賞を狙える走りを見せてくれた。




