Dakar2015 Yamaha Factory Racing Teamと WR450F Rally

今年もダカールラリーの開催が近づいて来る。2015年のダカールラリーは、1月4日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスをスタート。途中、ボリビア、チリを経て、ゴールとなるブエノスアイレスを目指すループコースで、1月17日までの2週間、約9,000kmを走破する。先頃公開されたYamaha Factory Racing Team Yamalubeの情報と、Yamaha WR450F Rallyの概要を動画と画像でご紹介しよう。

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昨年、常勝軍団KMT に次ぐ3位に入ったヤマハは、昨年3位のOlivier Pain(フランス)を筆頭に、2012年のダカールラリーでルーキーオブザイヤーに輝いたAlessandro Botturi (イタリア)そして、 昨年はエースのCyril Despres のサポートライダーを努めながら13位でフィニッシュしたMichael Metge(フランス)の3名でYamaha Factory Racing Team Yamalubeからエントリーする。

また、先頃公開されたYamaha WR450F Rallyは、水冷4ストローク450cc単気筒、スペシャルクランクシャフト、6速ミッション、セルフスターターを採用。フレームにはファクトリースペックのクランプとスイングアームを装備し、前後のサスペンションはカヤバ製。Motomaster製のフロントディスクは300mm径、リヤには245mm径を採用し、リヤハブには耐久製を重視してスプロケットダンパーを装備している。

車体周りでは、ライダーが一人でラリーを走り抜くためのGPSやトリップなどの複数のメーター計器が収められたフロントカウル周りの小型化が目立つ。また、リヤエキゾーストの利を生かし、カーボン製の燃料タンクは一層低く車体中央にレイアウトされているのが特徴的で、さらにラジエター形状と自由度と容量確保にもメリットを見出されている様子がうかがえる。その走行性のハンドリングが興味深い。そして活躍が楽しみな一台と言えそうだ。(モリ ヒサシ)

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