本田技研工業株式会社の二輪車の世界生産累計が、2014年9月に3億台を達成し、国内における生産工場である熊本製作所で、11月25日に記念式典を行われた。
1949年に「ドリーム D型」で二輪車の量産を開始して以来、66年目での3億台の達成となり、記念すべきグローバルにおける累計生産台数3億台目の車両は、熊本製作所で生産した40周年記念特別仕様のゴールドウイング SEとなった。
Hondaは1949年の量産開始を皮切りに、1963年にベルギーでの生産を開始、以降、「需要のあるところで生産する」という基本理念に基づき、世界各地で事業を展開し「技術で多くの人々の生活をより便利にしたい」「暮らしを楽しくしたい」という思想から、数々の国や地域のユーザーのニーズに合った商品を開発、生産を行い、現在では、世界各国で多くのユーザーに愛されるブランドに成長。22ヵ国33拠点で幅広いモデルを生産するに至っている。
なお、本田技研工業株式会社 代表取締役社長執行役員の伊東孝紳氏は記念式典に於いて「Hondaは、皆様にご支援いただいたおかげで3億台を達成することができました。今後もそれぞれの国や地域のお客様に喜んでいただける製品をお届けしてまいります」とコメントした。