今年のダカールラリーのクワッドクラスは、ヤマハ・ラプターに乗り、自らのチーム、サノク・チームを率いるポーランドのR.サノクが初優勝を飾った。

サノクは、スタート直後の2つのステージでライバルにリードされたが、第3ステージでトップに立ち、その後、ラリー中盤ではライバル達との激戦を展開、終盤はライバル達のリタイヤが続く中、トップを守りきり、2位に3時間以上の大差をつけて優勝を飾った。

熱心なクワッドレーサーであるサノクは、地元ポーランドで最も有名なクワッドレーサーであり、2000年には自らの手でポーランドのクワッド連盟であるATVポルスカを設立、その9年後にダカールにデビュー。7年目のダカールで念願の夢を実現した。

「私は7年の間この瞬間を楽しみにしていた。この勝利を、一度もあきらめたことのない私のチームのすべての人々と共有したい」と語った。