3月14日からの第40回大阪モーターサイクルショーが開幕した。ホンダブースの概要と出展車両をご紹介します。
今年もHondaGOがメインアイコンに、市販予定車、市販車、レースマシンに加え、電気二輪車コーナーが設けられ、ライディングウエアの展示や各種サービスの提案など幅広い層のお客様に楽しいモーターサイクルライフが体感できるブースが展開されていた。
3月22日から24日までの第51回東京モーターサイクルショー、4月5日から7日の第3回名古屋モーターサイクショーも同様の展示内容となる。
市販予定車は以下
■GB350 C(日本初公開)
開発コンセプトを「The Standard Classical Motorcycle」とし、GB350やGB350 Sがもつシンプルさによりクラシックで重厚な印象を与えるデザインを施された。フロントからリアにかけてなだらかなプロポーションとし、前後のフェンダーを大型化。また、大型フロントフォークカバーと専用のヘッドライトカバーを装着するとともに、タンク形状や、サイドカバー、エンブレム、マフラーなどを、よりクラシカルなデザインとされている。
■CB1000 HORNET(日本初公開)
新開発のスチール製ツイン・スパー・フレームに直列4気筒エンジンを搭載。サスペンションはフロントに倒立式のショーワ(日立Astemo株式会社)製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フォーク・ビッグピストン)を、リアにはショーワ製ユニットプロリンク・リアショックを採用。
スタイリングは、小型デュアルLEDヘッドライトを採用したほか、燃料タンクは、ワイドな前方部分からニーグリップ部へと細く絞り込まれた形状とし、コンパクトなシートへとつなげることでデザインを強調している。
■CB650R/CBR650R(日本初公開)
マニュアルトランスミッションのクラッチコントロールを自動制御することにより、ライダーのクラッチレバー操作なしでスムーズな発進・変速・停止を可能としたHondaの先進技術「Honda E-Clutch(ホンダ イークラッチ)」をタイプ設定。また両モデルともに5インチフルカラーTFT液晶が採用された。
CB650Rの外観は、シュラウド形状やリアカウル形状を変更し、ヘッドライトをエアロマネジメントに寄与するデザインとすることにより、よりシャープな印象とされた。
CBR650Rは、デュアルLEDヘッドライトのデザインを変更し、上下カウリングを一新。Hondaにおけるスポーツモデルの最高峰であるCBR1000RR-R FIREBLADEをより想起させるデザインに近づけられた。
■CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission(日本初公開)
エンジンは、圧縮比、バルブタイミング、吸気ポート、ECUセッティングを変更することで、最大トルクを向上。さらに、発進時および1−2速間の変速をよりリニアな特性としている。また、軽快な旋回性に寄与させるためフロントホイール径を19インチとし、ライダーへの走行風軽減に貢献するため、フロントカウル形状を変更している。
NX400、CBR400Rを中心に■Rebel 1100 T ■CBR1000RR-R FIREBLADE SP ■CBR600RR ■CBR400R(日本初公開) ■NX400(日本初公開) ■GB350 ■GB350 S ■CBR250RR ■Rebel250 ■Rebel 250 S Edition ■ADV160 ■グロム ■CT125・ハンターカブ ■スーパーカブC125 ■CB125R ■ダックス125の市販車の展示のあり、跨りが可能。排気音が楽しめる機種もある。
電気二輪車コーナーにはEM1 e:と、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」2個を動力源に採用した二輪電動モビリティのコンセプトモデルのSCe:Concept(エスシー イー コンセプト)も展示されている。
競技車両コーナには、■
RC213V(2024 年 FIM※1 ロードレース世界選手権MotoGPクラス参戦カラー車両)■
CBR1000RR-R FIREBLADE(2023年 MFJ※2全日本ロードレース選手権 ST1000クラス 参戦車両)■
CRF450R(2023年 MFJ全日本モトクロス選手権 IA1クラス 参戦車両)■
RTL301RR(2023年MFJ 全日本トライアル選手権 IASクラス 参戦車両)■
CR ELECTRIC PROTO※3(FIM E-Xplorer World Cup参戦車両)がところ狭しと展示されていた。